キャットフードの添加物(グリシリジン・アンモニエート)

キャットフードには様々な添加物が含まれていますが、その中で危険性が指摘されているものも少なくありません。「グリシリジン・アンモニエート」は、動物用の甘味料として使用されています。「動物用」と区別しているのは、人の食品では使用が制限されている添加物だからです。

添加物の使用基準は、毎日摂取しても健康に害の無い摂取量です。つまり、人が生涯摂取しても問題のないものが添加物そして認可されるのです。グリシリジン・アンモニエートの場合は、実験結果が曖昧で長期の摂取には不安が残ります。グリシリジンは、甘草(カンゾウ)の茎や根から抽出したものです。甘味が強くペットフードの甘味料として使用されますが、その甘さの原因も不明瞭なので、人への添加物としては使われないのです。

グリシリジンは砂糖の30倍~50倍の甘さがあるので、甘味に対して鈍感な猫も甘さを感じるようです。猫の食いつきは良くなります。

つまり、グリシリジン・アンモニエートは、キャットフードの食いつきを良くするために使われるためのもので、猫にとっては必要なものではありません。

甘味料には、グリシリジン・アンモニエート以外にも色々なものが使われていますが、グリシリジン・アンモニエートのように人工的な甘味料はコストが安いので価格の安いキャットフードなどに使われることが少なくありません。

甘味料が悪いわけではありません。元気の無いネコちゃんの食欲を刺激することも大切です。問題は、その甘味料が安全なものであるかです。グリシリジン・アンモニエートのように人の食品に使われないようなものは、はやり避けた方が良いでしょう。

また、甘味料が使用されていなくても原材料が良質であれば、愛猫の食いつきもよくなります。愛猫の健康維持を考えるのなら無添加で良質なキャットフードを選びたいものですね。

しかし、プレミアムフードなどは価格が高くなるので、毎日の食事としては経済的な負担になります。このような時は、まず添加物に対して正しい知識を持って、危険そうな添加物の含まれていないキャットフードを選ぶようにしましょう。

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